西野順二

西野順二「ジャグリング学研究」

ジャグリングは楽しい。やるのも見せるのもそして考えるだけでも楽しい。

ジャグリング学は、その楽しさの源泉を科学的な好奇心と哲学的精神にもとづきあらゆる側面から探求し応用することを目的とする学問である。ジャグリング学それ自身がまたジャグリングの楽しさの一部分を担う。

近年の我が国におけるジャグリングに関する科学的な論考は、サイトスワップを代表とするジャグリングパターンの数理的解析に偏りがちであった。しかしながらジャグリング人口とパフォーマンスとしての純ジャグリング公演の頻度が増えるに従い様々な側面での議論が口の端に登ることが日々増加している。

本発表の目的はこの時期においてジャグリングを取り巻く科学的または哲学的なさまざまな視点を整理することでジャグリング学としての今後の発展を目指すことにある。

このため筆者が十年に渡って私塾的に開講してきた「ジャグリング学講義」のシラバスと、一般向けに開講してきたジャグリング公開講座テキストをもとに、学問としての方針を構築することを試みる。その学問要素群はジャグンリング物理、同数学、(以下同省略)史学、経済学、心理学、医学、社会学、文学、芸術そしてジャグンリング哲学などを含んでいる。

パフォーマンス学会での議論でより妥当な道筋につながることを期待している。

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