ブルギさん


プルギさん「パフォーマンスの数理的理解に向けた試みの紹介:演じるか演じないか、それが問題だ」

パフォーマンスというとらえどころがなく複雑多様な世界に、何かしらの一貫するパターンや法則性を見つけ出すことはできるのだろうか? パフォーマーのコミュニティ内である種の知見が経験則という形で蓄積されていることは、そこに何かしらの法則性が存在することを示唆しているように見える。しかし、個人の経験に基づく議論には(1)仮定やロジックの客観性や明示性に欠ける、(2)「良さ」の基準が人によって異なる、(3)実測データに基づく統計的な解析が行われていない、といった問題がある。 そこで、発表者はそれらを踏まえ、パフォーマンスの数理的手法による理解を試みる。そこでは数理モデルを用いることで、前述の問題を、(1)仮定、ロジックの数理的記述(2)評価関数の差異(3)数理モデルから予測される定性的傾向の統計的手法による検証、というある程度客観的な枠組みの下で取り扱うことを狙いたい。 今回の発表では、主にステージマジックのパフォーマンスを想定し、そのルーティング(もしくはショーにおける演順決定)を時間変化するシステムにおける最適制御問題として理解する試みを紹介する。余裕があれば、過去に開催されたショーにおけるデータを用いて、数理モデルの予測を検証する試みも併せて紹介したい。 ---両国パフォーマンス学会のページへ戻る

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