第一回両国パフォーマンス学会

第一回両国パフォーマンス学会、盛況のうちに終了しました。

第一回両国パフォーマンス学会

2013年6月29日開催「第一回両国パフォーマンス学会」

15時から20時まで続く講演!
5時間も続く難しそうな話、大丈夫なの?!

すべては杞憂でした。
熱と愛情こもった講演の数々にあっという間の5時間でした。

参加された方の感想をきくと
「予想以上の面白さ!」
という言葉が度々出てきました。

私も同じです。
本当に面白かった。

今回、関西から東北まで、実に広い範囲から発表や聴講に足を運んでいただきました。感謝。

来年6月をめどに、第2回を企画したいと思います。

両国パフォーマンス学会を企画したのは、
今、「パフォーマンスや芸能を研究し、語る」のが来てる!
という息吹を感じて、その風を確たるものにしたいと思ったからでした。

今後、「業界」が発展して行くのに必要不可欠なことだと思っています。
そして、その直感が、しかと育つのでは、という後押しを今回の「両国パフォーマンス学会」で得られました。

種はまきました。
これをきちんと育てて行きたいと思います。

第一回両国パフォーマンス学会の記録は後々まとめたいと思います。
おたのしみに。

今回、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ここでうまれたつながりが、すくすくと育ちますように!

両国パフォーマンス学会 登壇者情報中間発表

6/29開催の「両国パフォーマンス学会」の登壇者の一部を発表します。

ゲスト公演

  • 上島敏昭(大道芸人 大道芸研究家)
  • 目黒陽介(ジャグラー)

一般公演

大道芸の「場の空気」あるいは「盛り上がり」を科学的に捉えることはできるのか(大道芸人たっきゅうさん(田久朋寛))
大道芸人は誰もが経験したことがあると思いますが、同じ芸を披露していても、ある場所では盛り上がり、ある場所では盛り上がらないという現象が起こります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?それは、気候やステージ環境、曜日、時間帯などの芸人の実力とは直接関係のない要素が、観客の深層心理に影響を与えているからです。しかし、それらの影響は目に見える形ではわかりません。私の問題意識は、ずばり、気候などの様々な条件が大道芸の場の空気にどのような影響を与えているのかを目に見える形で捉えることは、果たして可能なのかというものです。この問いに答えるため、自らの大道芸の盛り上がり方と気候などのデータを43回分記録し、重回帰分析という手法を用いて統計解析を行いました。その結果、様々な条件と盛り上がりとの間の関係を定量的に捉えることができました。さらに、統計的な関係の背後にある理由を考察することで、観客の深層心理が浮かび上がってきました。私の発表では、統計解析結果や観客の深層心理に関する考察結果を掘り下げ、盛り上がりを科学的に捉える方法を精緻化するための課題についても議論します。


また、情報が届き次第、お知らせします。

なぜ両国パフォーマンス学会か。

以前お知らせした「両国パフォーマンス学会」の詳細を発表しました。
情報ページはこちらです。
両国パフォーマンス学会

イベントの情報に関しては、ウェブページを見てもらいたいので、 ここでは「両国パフォーマンス学会」を開催しようと思った動機について、簡単に書きたいと思います。

 

「プロジャグラーになる方法」では、10回に渡り、「プロジャグラーの仕事」について考えました。その中には、すでに確立されていると言ってもよい仕事もありましたが、大部分は確立されていない、下手をするとまだ世の中に姿を現してすらいない仕事でした。

その際たるものがライターあるいは批評家、研究家という職業でしょう。(「プロジャグラーになる方法」第14回 ”プロジャグラーの仕事 ライター”もあわせて読んでみてください。)

ライターであったり研究であったりは、私自身の好み というバイアスを多く含みつつも、それでもやはり、ジャンルとして発展して行くのに必要な仕事の形のひとつであるように考えています。

そして、さらに、まさに今、ジャグリングを論じる、あるいは大道芸を研究対象とする、ということを志すひとの数が徐々に増え、この領域に何かがうまれる予感を強く感じます。

もちろん、すでに大道芸やサーカスといったものをアカデミックな現場をフィールドにしつつ、研究されている先逹もいます。
そのような方を含めて、若いこれからそのような道を志す方、あるいは、自身はその道のプロフェッショナルにならずともつよい関心を寄せてる幅広い方々が交流する場に、「両国パフォーマンス学会」を育てたい。

そう思います。

そして、この場所から何がうまれるのか。何をうみだせるのか。今、とてもワクワクしています。

6/29、ぜひ両国門天ホールにお集りください。

 よろしくお願い致します。