こんにちは。
ハードパンチャーしんのすけ @shinnosuke_hp です。

先日記事にてお伝えしました「日本大道芸フェスティバル」のクラウドファウンディングがいよいよ始まります。
この取り組みに共感いただけましたら、クラウドファウンディングを通してご支援よろしくお願い致します。
今回、この記事では「日本大道芸フェスティバル」にかける個人的な気持ちについて、書きます。
お付き合いいただけたら幸いです。
日本大道芸フェスティバル

日本大道芸フェスティバル。
2020年7月11-12日に愛知県にて開催される大道芸フェスティバルです。
政府の方針を受け、愛知県のひとのみ来場が可能なイベントとなりますが、コロナウイルス禍を受けて、大道芸界において先駆けて実施されるイベントでもあります。
なぜ、開催するのか…は、本家サイトをご覧いただくとして…
ぼく個人として、ただいま大道芸の場所をふたつ育てています。
ひとつは、深川美楽市。
もうひとつは、亀戸大道芸。
いずれも東京の江東区が場所となります。
ぼくは大道芸に関して、なんというか「憧れ」があります。
ぼくがジャグリングを始めたのは1995年末。そして、初めて大道芸をしたのは、1997年になります。
だから大道芸を自分のものとして感じてから20年以上は経ちます。
それでも、初めて大道芸フェスティバルに足を運んだ時に感じた場の高揚感。
初めて大道芸をして、ひとが自分のジャグリングを見てくれた時の興奮。(ちなみにひとりだった。)
それらは、今でも鮮明に焼き付いています。
そんな大道芸文化を、良い形でつくって行きたい。
そう思いつつ、微力ながらも、大道芸の場所をつくっています。
ところが。
皆さんも体験されている通り、コロナウイルスを巡る社会情勢の変化により、「大道芸」という活動もままならない状況になりました。
もちろん、そのような状況にあるのは大道芸だけではないのですが、「不要不急」という観点からすると、
あとどれだけの時間を待てば、我々が生きる場はあるのだろう
と思っていた矢先。
今回の「日本大道芸フェスティバル」の話を連絡頂きました。
自分ができることに無力感を感じていた中、それはとても輝いていました。
そして、何より真剣だからこそ感じる熱を、感じました。
開催にあたっては、
準備しなければならないこと
気を遣わねばならないこと
運営面の労働量
信念
…など、
フェスティバルを開催する上で必要なことが、通常よりも大量にあります。
それでも、やる。
ぼくは、この日本大道芸フェスティバルに心打たれました。
全力で臨みます。
日本大道芸フェスティバルのサイトやクラウドファウンディングのページを見ていただき、もしも共感いただけましたら、ご無理のない範囲でご支援よろしくお願い致します。
クラウドファウンディング
こちらのページをご覧ください。
様々なリターンの紹介とともに、主催者の思いがあふれた内容になっていますので、一読いただくことを願っています。
改めてお願い
今回、コロナウイルスの諸々を見た時に、「大道芸」というものが社会的な意味でマイノリティーであることを、正直に言って実感しました。
今回、日本大道芸フェスティバルの協力団体となっているNPO法人中部大道芸ネットワークさんなどの発信により、大道芸人の窮状がニュースとして取り上げられることもありましたが(ありがとうございます)
不要不急と言われる分野の中でも、ほとんど目が向けられない分野(けれども、街なかでやれば、否が応にも目につき、目の敵にされる)であるのだな、というのが、個人的な感想です。
けれども、常日頃の活動を通して、たくさんのひとの気持ちからこの「大道芸」という文化が成り立っていることを、気付いたら20年ほどになる大道芸活動から、ぼくは肌身に染みて知っています。
本当にありがたいことです。
いつも支えていただいているのに、重ねてお願いするのは、正直心苦しくもあるのですが、今一度、このコロナウイルス禍が起きた時間の中で、
「大道芸」が一歩踏み出し、変化した時代の中で生きて行くための力添えをいただけると幸いです。
このフェスティバルは、そんな意味があると、ぼくは考えています。
よろしくお願い致します。
ハードパンチャーしんのすけ
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