こんにちは。
ハードパンチャーしんのすけです。
今まで、15年以上にわたり、総計1万人超にジャグリングを伝えてきました。

そんな経験を踏まえて、このシリーズでは、ボールジャグリングを始めるにあたっての「あるある」、多くのひとが気になることを取り上げます。
ジャグリングを始める際の参考にしてくださいね。
今回は、練習についてです。
Contents
どれくらい練習したら上手くなりますか?
「さて、ジャグリングをやってみようかな…」と思ったひとによく訊かれる質問の一つは…
どれくらい練習したら上手くなりますか?
です。
どれくらい…というのは、正直個人差があります。
しかし、上手くなるための練習方法はあります。
ポイントは2つ。
- 最初が肝心
- 練習を習慣にする
この二つについて、少しコメントしますね。
POINT1 最初が肝心
逃してはいけない瞬間…それは
初めてジャグリングをした日。
ここが一番集中するべき時です。
(「ジャグリング」と書きましたが、新しい技を覚える時でも同様です。)
まずは、ここでポイントをつかむ!
できるできないではなく、押さえるべきところを理解する!
これがまず第一に大切です。
なぜか。
ひとはだんだんと刺激に慣れてしまいます。
一番刺激が強いのは、初めて触れる時。この瞬間を逃してはいけません。
最初の一週間はみっちり練習を…無理なら三日くらいは…
最初に学んで得たものは
そのまま何もしなければ、その成果はどんどん失われてゆきます。

忘れる前に再び練習するのが一番効率が良い!
(上の図で、復習の感覚がだんだんと長くなっていることもポイントです。)
学習する時に、
覚える→定着する
というステップがあります。
定着としての具体的な目標としては、
ボールジャグリングの初歩である3ボールカスケードでは
200回
行くまでは、みっちりやって欲しい!
というのが本音ですが…
まずは、3日間、できれば一週間は、みっちりと練習をして最初に習うことをしっかりと身につけて欲しいな、と思います。
POINT2 練習を習慣にする
…最初にみっちり!が上達の秘訣と先に伝えましたが、ジャグリングを練習する時にもっと大切なことがあります。
それは続けること。
…なんだ、当たり前じゃないか。
思いますよね。
けれど、日常生活で
例えば、一日5分間毎日ジャグリングする
というのは、なかなか難しいことであったりします。
働いたり、生活をしていたらいろんなことがありますからね。
そんなことを踏まえつつも、今まで教室でたくさんの生徒さんを見ていて、上達が継続するひとの多くは、
練習を習慣化する=日常に組み込む
ということができています。
生活習慣はいろいろあるので、こうでなければ!ということはありませんが、自分の生活の中でリズムができると良いですね。
最初のうちは、先に書いたように1日5分でも練習ができると素敵です。それが、一週間続けばさらに素敵!
いろんなリズムがあるので、週に一回、きちんと練習するひともいます(ある程度練習を重ねるとこれくらいでも良かったりします)。
「できる」ペースを自分の中で見つかられると、上達は必ずやってくるでしょう。
そう、一番大切なことは、練習を何回かして見た上で、自分に合った練習ペースを見つけることです。
そのためにも、気楽な気持ちで
ジャグリングを楽しむ。
ジャグリングを始める時に、そして続ける時に
覚えていて欲しいのは、何よりもこの気持ちです。
上達の実例
かつて短期集中で、カスケードを1ヶ月マンツーマンでレッスンした方がいました。理由があり、1ヶ月で1000回カスケードを達成したい、と。
初めは平均で数十回程度で、このままでは目標が達成できない…ということで、レッスンを受講してくれました。
実際に見てみると、回数が伸びにくい原因は明らかでした。どうやら左手の動きが悪いようです。
そこでそれを克服するメニューを組んで、練習に取り組んでもらいます。
数日後。
練習の報告を聞きました。
ものすごい密度で練習していました(指示した以上の練習をしていたので、休むのも大切、と話したほどです。実際、適度にインターバルを置いて練習するのは大切です。)
この段階では、前回の課題に対して着実な成果が出ていました。しかし、まだ回数は伸びません。その日、もう少し細かいポイントを指摘して、課題を渡します。
そんなことを繰り返し、1,2回。期間にして、二週間くらいでしょうか。
練習では、1000回を超えた!
…と。
そこで、レッスン中に実際にやってみると、200回前後。
とはいえ、その顔には自信と好奇心が溢れていました。
その後は、練習にもいっそうの熱が入り、乾いたスポンジに水が染み込むようにアドバイスしたことが吸収されて行きました。
最終的には、3000回を超えるカスケードを達成していました。
改めて挙げると、この方が目標を(大きく目標数字を超えて)達成できたのは、
- 最初にとにかく集中した。
- 練習を習慣として、練習のポイントを明確にして続けた。
- モチベーションを絶えずキープしていた。
この3点かと思います。
この記事では、モチベーションの話はしていませんが(前回の記事がヒントになるかもしれません)、最初の集中と練習習慣が上達には大切なのだな、と改めて実感するエピソードでした。
ジャグリングをやるモチベーションや目的もそれぞれですから、みんながみんなマッチョにやりこむ必要はありませんが、最初の一歩をちょっと意識すると、思って見なかったジャグリングの楽しさを発見できるかもしれませんよ。

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