大道芸の新世界を生きるヒントに—「 新世界」 西野 亮廣

大道芸の未来ってどうなるんだろう…なんてついつい想像してしまうみなさん、こんにちは。
ハードパンチャーしんのすけです。

「新世界」(西野亮廣)

今、クリエイティブに動きまくって目がついつい行ってしまう西野亮廣さんの新著「新世界」を読みました。

西野さんが、自身の活動・経験に端を発し、これからくる(と思い描いている)世界について語った本です。

するするっと1時間くらいで読めるので、

今何が起きているのか
どこに向かうのか(あるいは、西野さんが夢見る未来はどんななのか)

に興味があるひとには、とても面白く読めそうです。

的確に捉えられている社会の現状、
その中で実際に結果を出している西野さんの活動、
さらに未来予測(あるいは願望)まで—本書の内容には説得力を感じましたよ。

これからの大道芸と「新世界」

本書を読んでいて、
私にとって活動の場の一つである大道芸(もしくはパフォーマンス)の世界について、
置き換えて考えざるを得ませんでした。

これからの大道芸はどうなるのでしょうね。

どういう観点で整理するかにもよると思うのですが、社会との関わりで言うなれば、

・活動場所の数に対して、パフォーマーの数が過剰になってきている。
・進む電子マネー化の流れは「投げ銭」文化にどのような影響をもたらすのか。

最近私が気になるのは、この2点です。

本書の前書きにこんなことが書いてあります。
(確か前書きは、全文ウェブで公開されていたような…)

その当時のボクが走ってレールというのは、タモリさんや、たけしサンや、さんまサンといった先輩方が、もともと何も無かった世界に敷いてくださったレールだ。

(中略)
そこで。
まだタモリさんや、たけしサンや、さんまサンといった先輩方が足を踏み入れていない世界に出てみることにした。
芸能界の外だ。
(p.15−16より)

既存のレールの上が全てだとは思わない。
世界をもっと広く捉える。

この感覚は、増えゆくパフォーマーという現実の中で必要ですね。

ところで、今大道芸の世界にも新しい流れが生まれつつあるように思います。

本書で扱っている大切なことの一つとして
「信用」
ということがあります。

この「信用」をぐるぐると回して、面白いことをしているので一番に思い浮かぶのは、
舞台公演「True Act」を主催している謳歌さんでしょうか。

また、「オンラインサロン」の話も出てきますが、
最近は、パフォーマーのファンミーティングが行われている様子がSNS上で可視化されていたり、パフォーマーを中心としたクリエイティブなコミュニティー、サロン的なものの萌芽を感じます。

大道芸人の在り方も、ただ単に
路上で芸をする
ということだけでなく(「大道芸人」を名乗るならば、路上で芸をするのが本筋であることには変わりありませんが)、
「信用」(我々の場合は、芸そのものが礎になるでしょうし、なるべきです)を活かしたよりクリエティブな活動が必要なのだと思います。

貯蓄した信用を活かすという視点を持つことで
電子マネーが浸透したとしても、
路上でのパフォーマンスで「収入」を得られるかもしれません。
(それは必ずしも金銭ではないかもしれませんが。)

本書を読んでいて、
西野さんのすごいのは、
常に考え、行動し、形にして結果(成功とか失敗とか関係なく)を残していることだな、と思いました。

常に考え、クリエイティブにいよう、生み出そう。

…なんだか西野さん礼賛みたいな文章になってしまいましたが
良い「情報」を得られたので、これくらい褒めても良いでしょう(笑)

ぶっちゃけていいますが、私は明日も生き残りたいです、切実に。
そのためにどんどんアウトプットしてゆくのです。
クリエイティブにジャグリングと自分と社会とに向き合うのです。

よろしくどうぞ。

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