気持ち悪い話をします。
…と言っても、グロい話ではありません、身内?自慢をさせてください。
「本を読めこのヤロウ」
という本を紹介するパフォーマンスをしております。
芸能に関する「スゴくイイ!(◎◎)q」本をコンビで紹介しています。
その相方がたけちゃん。
たけちゃんは、王子にある古書カフェ・くしゃまんべの店長です。
それだけに止まりません。
「本を読めコノヤロウ」をはじめとして、パフォーマンスもします。
古典芸能に興味津々。
芸能史を丹念に追って、発見をしたり。
先日は、そんな教養をたっぷりと詰め込んだ見世物小屋「神農研究社」が深川お化け縁日で公演しました。
さらにさらに、佐渡島に定期的に渡り、古民家を再生したり、畑を耕したり、芸能したり。
あ、あと文房具も何やらにも造詣が深い。
マンホール研究家でもあります。
私からすると、文房具とかマンホールとかの研究するって何?!であります。
…やっていることのジャンルだけでも興味深い人物であり、
興味の幅の広さも私の理解を超え、
その上それぞれの筋で際立つ存在である…ように私には見える。
いつも忙しそうで、
その上、楽しそうである。
それゆえ、共に何かを作るときには、
急に
「え?今からそれを作るの???」
と思うことも数知れないけれども、
終わってみると、
なんかうまく行っていて、
それまでの有象無象な思いが吹き飛んで
「たけちゃん、ありがとう!」
な気持ちで終わる。
自分の興味の持ったことに、とことん夢中で、
それに対する労力を厭わず、
しっかりと形にして、
人を巻き込む。
巻き込まれた人も、なんだかんだと幸せ。
そして、それに吸い寄せられるようにまた輪が大きくなって行く。
それがたけちゃん。
箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」(マガジンハウス)を読んでいて、
そんなたけちゃんを度々思い出しました。
何かを作るには、
熱量が必要だ。
本書の中で印象的な言葉がありました。
「努力は夢中に勝てない」
夢中になる。
仕事も遊びの区別もなく、夢中になる。
それが生きる糧となる。
この本には、熱量が詰まっていると共に、
夢中を糧として生きて行くための具体例が詰まっています。
個人として生きて行くことを考えた時の一例として示唆に富むと共に、
何より励まされ、
熱をもらいました。
動こう。
ほめられたー!
やったー!
しんちゃんには、いつも無茶ぶりを受け止めていただいて感謝です。
いつもありがとうしんちゃん!